3Dプリンターで 1/3のホットサンドメーカーを作ってみた

はじめに
3Dプリンターで作ったホットサンドメーカー
しまりんが使ってるやつ(笑)

きっかけはゆるキャン△

2018年冬、私もゆるキャン△ブームの波に乗ってキャンプをはじめました。
以前から(ろんぐらいだあすを見て始めた)ロードバイクに乗っていたので移動は基本的に自転車のバイクパッキングスタイルです。
少ない荷物で済むようにコンパクトでオシャレなキャンプギアを色々と集め始めるわけですね。
@ランタンの写真
もちろん私もドールおじさんなので、
『可愛いドールがキャンプしてる写真撮りたいよな…』
と思うわけです。
ここから長い旅が始まりました。

どこにも売ってない…

普段は都心で生活しています。
なので、隔月ぐらいの頻度でドール系の即売会に参加出来ますし、秋葉原まで行けばドールショップやホビーショップにも行き放題なのですが、
どこにも売ってない…
んですね。
正確にはまったく無いと言う訳では無いのですが、ガチャガチャで出てるような物はスケールが違ったりディテールが甘かったりと、
自分的には『う〜ん…』と感じてしまってました。

3Dプリンターとの出会い

3Dプリンターの存在自体は知っていました…と言うか、産業用の大型3Dプリンターの開発に関わっていたりもしたのですが、
個人レベルで手に入るようになっているとはまったく思っていませんでした。
2018年9月頃のある日、雨が続いてサイクリングに出かけられずに家でゴロゴロYoutubeを見ていました。
その時たまたまおすすめ動画に
Amazonで買える激安3Dプリンター!
みたいな動画があったんですね。
よくある「開封してサンプルデータを出力するだけ」の動画だったと思うんですが、食い入るように何度も見返しました。
これがあればドール用のキャンプ道具作れちゃうんでは…と。
その動画を見終わってすぐにアマゾンでポチってしまいました。
しばらく天気が悪い日が続きそうだし、暇つぶしに良さそうだな…って。

3Dプリンターがやってきた!

3Dプリンターとの出会いが9月21日の早朝で、届いたのが9月22日。
3Dプリンターってそんな気軽に買えるの!?
と思った記憶があります(笑)
さらに、この時購入したBIQU Magicianは組み立て不要で電源を入れるだけで使えるものでした。

マニュアルを読みながら操作して、テストデータをプリント。
失敗する事なくプリント出来ました。
…さて、ここからどうしよう?

3Dデータを手に入れろ!

3Dプリンターで使う3Dデータを手に入れる方法は大きく分けて二つあります。
  1. 誰かが作ったデータを使わせてもらう
  2. 自分で作る
前者についてはおいおい別の記事で語るとして…私は自分で3Dデータを作る方向に進んでいきました。
以前仕事でSolidworks(業務用の3DCADソフト)を使ってハードウェア設計をしていた事と、3Dゲーム関連のプログラミングをしていた事があったので、
なんとかなるだろ〜(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
みたいな気軽なノリで考えていました。
使うソフトはFusion360にしました。
直感的な操作が出来る事と良い教材が多い事、なにより無料(個人&スタートアップ企業など)だからです(笑)
上で紹介したホットサンドメーカーもFusion360でモデリングしてあります。
@画像
3DプリンターとFusion360、それとちょっとばかしモデリングの勉強をすれば、思い描いていたものが手に入る…すごい時代になったもんですね。

3Dプリントの現実

余談ですが、実際はそんなに甘いものでもなくてですね。
スイッチぽちーで完成してくれる訳ではないのです。
例えば、上で紹介したホットサンドメーカーが出来上がるまでの工程に占める「3Dプリンターがあるから出来る事」の割合は半分にも満たないと思います。
  • モデルデータを3Dプリンターで扱いやすいように分割する
  • 分割したデータからプリントしたものが組み立てやすいように配慮する
  • 3Dプリント特有の表面の凹凸をヤスリで丁寧に滑らかにする
  • 実際に組み立てる
  • 塗装する
 …などなど。
プラモデルやガレージキット、スクラッチビルドを丁寧に仕上げるのと同じか、それ以上の手間が掛かります。
「3Dプリンターがあるから出来る事」とは、デジタルな道具を使って極めて精度の高い『材料』を作る、と言う感じです。
ちょっと夢から冷めてしまいそうですかね(笑)

イベントに出るまで

それから、あれこれ作ってTwitterに進捗をアップしてたら思いの外反応を貰えるようになりました。
そんな折、以前から手伝っていた知人のサークルで参考展示させてもらったところ、

これ欲しい!
と言う生の声を頂きまして…よしやったるか!となった訳です。チョロい。

まとめ

と言う訳で、欲しいから手にするまでと、その少し延長線上の今を書き連ねてみました。
実際の3Dプリンターは(今のところは)そんな夢や魔法みたいな道具じゃなかったんですが、
企業が作らないようなニッチなものや、ディテールを追求したものが個人でも作れるようになるのは革命だと思います。
私と同じように、
自分の欲しいものを作り、世に出してくれる人
が増えてくれる事を期待して、
このブログでは、ドール×3Dプリンターの活動記録やノウハウを書き残していこうと思っています。

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